野鳥の声があふれる長英新道の森(2015.6.15) [尾瀬沼より]

爽やかな日差しに誘われて度々訪れている燧ケ岳への登山道・長英新道へ出かける

尾瀬沼北岸の長英新道分岐より森に入るとそこはもう野鳥の声にあふれている

そして間もなくオオシラビソの倒木に生えている苔を集めているミソサザイがいた

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すぐ近くの倒木の下にその巣材を繰り返し運び込んでいる

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登山道を歩いていくと、メボソムシクイ・ヒガラ・コガラ・ミソサザイ・キクイタダキ・ウグイス等の声は道中至る所で聞こえて来る
その中に割って入るようにカッコウ・ホトトギス・ツツドリの声もかわるがわる響き渡る
そしてクロジ・ルリビタキ・コマドリ・ウソ・サメビタキ・アカゲラ・オオアカゲラ等々も
更にはこちらも夏鳥の人気者のオオルリが声を張り上げ、キビタキは例年になく今シーズンは尾瀬沼エリアでも頻繁に美声を聞かせている

日差しが差し込む森の中は本当に気持ちが良い

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森の中はまだ雪が残っている
6月10日頃から聞こえているハルゼミの声も心地よく林に溶け込んでいる

林道を進むにつれ聞こえる野鳥の種類も徐々に変化する
林道脇のすぐ近くでコマドリの声が聞こえてきた
その姿が見えたのは一瞬で、林道を横切って消えた、カメラを構えたが間に合わない

その近くでクロジの落ち着きのある声が響いてきた
声の聞こえる方のオオシラビソの低木をじっと見ていると今度はその姿があった

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登山道が急になる辺りで今回は折り返し帰りも降り注ぐ野鳥の声のシャワーを全身に浴びながら気持ちいい

林道を歩いてちょっと疲れ気味の足を和ませてくれたのは尾瀬沼畔の今花盛りのムラサキヤシオでした

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今回歩いた長英新道はこれまでも時々に出かける探鳥コースの一つです
以前に出かけたその時々の様子も合わせて以前のブログもご参照頂けると幸いです
例えば2012.6.26(アカゲラの子育て等)、2012.6.9.(メボソムシクイの縄張り争い等)、2011.7.28(ツツドリ他)等にその時々のこの時期の長英新道での出会いの様子をご紹介しています。

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