尾瀬沼から尾瀬ヶ原の探鳥へ(2015.6.22) [尾瀬沼より]
山小屋の朝は早い
いつもの様にホトトギスの声で目が覚める
梅雨の季節とあって天候の変わる日が続いているが、この時期の尾瀬は次々と咲き出す花々と緑で気持ちがいい
そんな中今日は尾瀬沼(標高1665m)から白砂峠を通って尾瀬ヶ原の見晴十字路(標高1400m)への探鳥へ
長蔵小屋の玄関を出ると朝靄の中アカハラの囀りが近くに聞こえる
“キョロンキョロン”と聞こえるアカハラの見送りに気をよくして出かけた
大江湿原に入るとホオアカの早口の囀りが近くに聞こえる
立ち止って暫くその姿を探すが見当たらない
やっとの事で草陰に僅かに頭がみえるその主があった
まるでかくれんぼしているかの様なホオアカ、草むらに少しだけ頭を出すその姿が見えますか?
尾瀬沼の北岸を進むと間もなくカッコウの姿があった
逆光だがカメラを向け一枚
カッコウの声に混じってツツドリの声も聞こえる
“ぽぽ ぽぽ ぽぽ ・・”と筒を叩くような奥深いツツドリの声に誘われて森の方を見ている時
遠くのオオシラビソの木に鳥影が見える、そしてもう一羽が少し離れて止まっていた
かなり離れてはいるが、その声と姿で ツツドリと分かり感動がこみ上げてくる
左手の尾瀬沼の岸辺に居眠りしているマガモ、その手前にはどうやら卵を抱いているカイツブリも見える
今年も間もなくすると、水面に浮かぶマガモやカイツブリの親子連れがハイカーの目を楽しませてくれるようになる
こちらはその近くの草むらに見えたオシドリの姿
今年も運が良ければオシドリの雛とも会えるかもしれない
沼尻の休憩所でトイレを済ませてから、尾瀬沼に目をやりながらコーヒーで一息、
沼尻湿原で今が盛りのチングルマを暫く楽しんだ後白砂湿原へ
白砂湿原手前でオオルリの声に混じってコマドリの声が聞こえてくる
すぐ近くで声がするのでその姿を探すと高木の頂点にその姿があった
逆光だがオオルリの様に高木の上で囀るその姿はいかにも堂々としている
このコースはコマドリの声はあちこちで聞こえ、例年に比べ個体数が多い感じ
いよいよ白砂峠へ、100m位上った後は尾瀬ヶ原へ約400mの高度差をひたすら下る
オオルリの声を耳にする度に、高木の梢を注意しているとその姿が時々目にとまる
道中コガラやヒガラの声も頻繁に聞こえてくる
途中巣材をせっせと集め巣作りに懸命のミソサザイも姿を見せてくれた
標高1600m位からはブナが多い広葉樹林帯にガラッと環境は変わるとキビタキが多くなる
その中にコルリやコマドリ等々色々な野鳥の声が聞こえて来る
そんな林道を下って行くとき、大きな切り株の上に可愛い花のつぼみを見つけた
暫くすると見事に成長した何株ものショウキランの姿が例年楽しめるポイントだ
ヒロハツリバナやハウチワカエデ始め様々な楓にも目を奪われながら峠を下って行く
まもなく標高1400mの尾瀬ヶ原が開けた時聞いたことのない野鳥の声が遠くに聞こえてきた
以前にも何度かこの時期尾瀬で出会っているジョウビタキが今年も囀っていたのです
朝、長蔵小屋を出発するとき、山小屋の仲間が“今回もよい出会いがありますように”と
送り出してくれたが、それがこのジョウビタキとの出会いに?
ジョウビタキが尾瀬でも繁殖しているのかもしれない??
自分ではまだ確認出来ていないが果たして!!
十字路でひと休みした後、ジョウビタキの姿と囀りを再度楽しんだ後三条の滝方面の湿原の散策に出た
ホオアカが早速、湿原に綺麗な声を出している
その他にもノビタキも姿を見せ、空にはヒバリが囀り上空高く駆け抜けたのはアマツバメの感じ?
夕方近くになると今日の楽しみの一つオオジシギのショウ、
オオジシギが独特の鳴き声と羽音を出して右へ左へ移動している様子が今回も出現
その姿をカメラに撮ろうと試みたがまだ使い慣れないカメラの為か上手くいかない
オオジシギのショウを堪能している内に辺りはすっかり夕暮れに
気がつくと湿原に続く木道を独り占めしていた
今回もジョウビタキやコマドリの囀りにも出会えた心躍る鳥見の一日に感謝して山小屋に戻った
温かいお風呂で冷えた体が癒され、温かい食事に疲れもすっかりとれ今日も幸せな一日となった
今回の見聞きした野鳥をコース順にまとめてみます。
*上記メモや写真に登場の野鳥―――ホトトギス、アカハラ、ホオアカ、カッコウ、ツツドリ、オシドリ、マガモ、カイツブリ、オオルリ、コマドリ、ミソサザイ、ヒガラ、コガラ、キビタキ、コルリ、ジョウビタキ、ノビタキ、ヒバリ、アマツバメ、オオジシギ
*上記以外の見聞きした野鳥―――アオサギ、カワウ、ハシボソカラス、キジバト、ニュウナイスズメ、ハクセキレイ、キセキレイ、イワツバメ、トビ、ウグイス、アオジ、ウソ、キクイタダキ、モズ、メボソムシクイ、クロジ、サメビタキ、ルリビタキ、エゾムシクイ、カケス、ゴジュウカラ、センダイムシクイ、ハシブトカラス、クロジ、オオアカゲラ、シジュウカラ、アカゲラ、カワラヒワ、フクロ―
他に不明種3種でしたが、約50種のバードウォッチングとなりました
尾瀬に来られた折にはこのコースを一度歩く事お勧めです。野鳥ファンには勿論ですがこれまで野鳥を意識されていない方もこの時期次々と現れる野鳥の声にきっと癒される事と思います。
いつもの様にホトトギスの声で目が覚める
梅雨の季節とあって天候の変わる日が続いているが、この時期の尾瀬は次々と咲き出す花々と緑で気持ちがいい
そんな中今日は尾瀬沼(標高1665m)から白砂峠を通って尾瀬ヶ原の見晴十字路(標高1400m)への探鳥へ
長蔵小屋の玄関を出ると朝靄の中アカハラの囀りが近くに聞こえる
“キョロンキョロン”と聞こえるアカハラの見送りに気をよくして出かけた
大江湿原に入るとホオアカの早口の囀りが近くに聞こえる
立ち止って暫くその姿を探すが見当たらない
やっとの事で草陰に僅かに頭がみえるその主があった
まるでかくれんぼしているかの様なホオアカ、草むらに少しだけ頭を出すその姿が見えますか?
尾瀬沼の北岸を進むと間もなくカッコウの姿があった
逆光だがカメラを向け一枚
カッコウの声に混じってツツドリの声も聞こえる
“ぽぽ ぽぽ ぽぽ ・・”と筒を叩くような奥深いツツドリの声に誘われて森の方を見ている時
遠くのオオシラビソの木に鳥影が見える、そしてもう一羽が少し離れて止まっていた
かなり離れてはいるが、その声と姿で ツツドリと分かり感動がこみ上げてくる
左手の尾瀬沼の岸辺に居眠りしているマガモ、その手前にはどうやら卵を抱いているカイツブリも見える
今年も間もなくすると、水面に浮かぶマガモやカイツブリの親子連れがハイカーの目を楽しませてくれるようになる
こちらはその近くの草むらに見えたオシドリの姿
今年も運が良ければオシドリの雛とも会えるかもしれない
沼尻の休憩所でトイレを済ませてから、尾瀬沼に目をやりながらコーヒーで一息、
沼尻湿原で今が盛りのチングルマを暫く楽しんだ後白砂湿原へ
白砂湿原手前でオオルリの声に混じってコマドリの声が聞こえてくる
すぐ近くで声がするのでその姿を探すと高木の頂点にその姿があった
逆光だがオオルリの様に高木の上で囀るその姿はいかにも堂々としている
このコースはコマドリの声はあちこちで聞こえ、例年に比べ個体数が多い感じ
いよいよ白砂峠へ、100m位上った後は尾瀬ヶ原へ約400mの高度差をひたすら下る
オオルリの声を耳にする度に、高木の梢を注意しているとその姿が時々目にとまる
道中コガラやヒガラの声も頻繁に聞こえてくる
途中巣材をせっせと集め巣作りに懸命のミソサザイも姿を見せてくれた
標高1600m位からはブナが多い広葉樹林帯にガラッと環境は変わるとキビタキが多くなる
その中にコルリやコマドリ等々色々な野鳥の声が聞こえて来る
そんな林道を下って行くとき、大きな切り株の上に可愛い花のつぼみを見つけた
暫くすると見事に成長した何株ものショウキランの姿が例年楽しめるポイントだ
ヒロハツリバナやハウチワカエデ始め様々な楓にも目を奪われながら峠を下って行く
まもなく標高1400mの尾瀬ヶ原が開けた時聞いたことのない野鳥の声が遠くに聞こえてきた
以前にも何度かこの時期尾瀬で出会っているジョウビタキが今年も囀っていたのです
朝、長蔵小屋を出発するとき、山小屋の仲間が“今回もよい出会いがありますように”と
送り出してくれたが、それがこのジョウビタキとの出会いに?
ジョウビタキが尾瀬でも繁殖しているのかもしれない??
自分ではまだ確認出来ていないが果たして!!
十字路でひと休みした後、ジョウビタキの姿と囀りを再度楽しんだ後三条の滝方面の湿原の散策に出た
ホオアカが早速、湿原に綺麗な声を出している
その他にもノビタキも姿を見せ、空にはヒバリが囀り上空高く駆け抜けたのはアマツバメの感じ?
夕方近くになると今日の楽しみの一つオオジシギのショウ、
オオジシギが独特の鳴き声と羽音を出して右へ左へ移動している様子が今回も出現
その姿をカメラに撮ろうと試みたがまだ使い慣れないカメラの為か上手くいかない
オオジシギのショウを堪能している内に辺りはすっかり夕暮れに
気がつくと湿原に続く木道を独り占めしていた
今回もジョウビタキやコマドリの囀りにも出会えた心躍る鳥見の一日に感謝して山小屋に戻った
温かいお風呂で冷えた体が癒され、温かい食事に疲れもすっかりとれ今日も幸せな一日となった
今回の見聞きした野鳥をコース順にまとめてみます。
*上記メモや写真に登場の野鳥―――ホトトギス、アカハラ、ホオアカ、カッコウ、ツツドリ、オシドリ、マガモ、カイツブリ、オオルリ、コマドリ、ミソサザイ、ヒガラ、コガラ、キビタキ、コルリ、ジョウビタキ、ノビタキ、ヒバリ、アマツバメ、オオジシギ
*上記以外の見聞きした野鳥―――アオサギ、カワウ、ハシボソカラス、キジバト、ニュウナイスズメ、ハクセキレイ、キセキレイ、イワツバメ、トビ、ウグイス、アオジ、ウソ、キクイタダキ、モズ、メボソムシクイ、クロジ、サメビタキ、ルリビタキ、エゾムシクイ、カケス、ゴジュウカラ、センダイムシクイ、ハシブトカラス、クロジ、オオアカゲラ、シジュウカラ、アカゲラ、カワラヒワ、フクロ―
他に不明種3種でしたが、約50種のバードウォッチングとなりました
尾瀬に来られた折にはこのコースを一度歩く事お勧めです。野鳥ファンには勿論ですがこれまで野鳥を意識されていない方もこの時期次々と現れる野鳥の声にきっと癒される事と思います。
2015-06-27 05:55
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