写真で綴る“尾瀬の野鳥”7年間の記録(2017年6月) [尾瀬沼より]

2011年から2017年の<7年間の“尾瀬沼 野鳥便り”>を写真で振り返ります
写真の多くはこれまでの7年間で “尾瀬沼 野鳥便り ”に掲載されご覧いただいたものです

尾瀬を歩いていて偶然に撮れた野鳥の写真ばかりですが写真集の様にまとめて見ました
野鳥達の中には尾瀬を歩いているとよく出会う種もあれば 偶然にもその時に出会えた野鳥もあります

また雪深い尾瀬の冬の野鳥達や 渡りの時期に時々見られるシギチ類は載せていません
更に イワヒバリ、ヤマドリ・イスカ・エゾビタキ・ヤマガラ・アオゲラ・コムクドリ・ジューイチ・フクロウ 等々 尾瀬でも見られているものの写真に撮れていない野鳥達は載せていません

アルバムのようにパラパラめくって頂き その時々の尾瀬の野鳥のかわいい姿や行動や表情 を見てあげて下さい

春(5月) ミズバショウも花開く 雪解けが待ち遠しい季節 >

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長蔵小屋の周辺でも誰もが知っている イワツバメ や モズ・ニュウナイスズメ・ノジコ・アオジ 等が見られる
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湿原の雪解けの後を アカハラ が歩いている
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尾瀬沼では マガモ・キンクロハジロ・オシドリ 等々との出会いもある
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近くの森では ウソ・マヒワ・カワラヒワ・キクイタダキ 等が顔を見せることがある
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< 春~夏(6月~7月) 野鳥の声で目覚める朝 ワタスゲも眩しく >
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近くの森からは カッコウ・ホトトギス・ツツドリ・コマドリ 等も美声を聞かせる
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小屋の周辺でも セキレイ の仲間が
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尾瀬ヶ原でも尾瀬沼の長蔵小屋の近くの湿原でも オオジシギ が 朝夕に独特の声を聴かせている
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この時期 モズ の求愛も見られる尾瀬
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近くの森に一歩入ると
ミソサザイ・メボソムシクイ・ルリビタキ・コガラ・ヒガラ・サメビタキの仲間・ゴジュウカラ・キバシリ・コゲラ 等とも出会う
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そしてこちらは オオアカゲラ や アカゲラ
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尾瀬沼でも カイツブリ・マガモ・ミサゴ・アオサギ・カワウ 等がよく姿を現す
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そしてこちら ハリオアマツバメ  も時々尾瀬沼上空に姿を見せ驚かせる
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こちら オオルリ も年により多少はあるが尾瀬でもよく見られている
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白砂峠を尾瀬ヶ原に下って行くと針葉樹林帯からブナ等の落葉広葉樹林帯に環境も変わる
見られる野鳥達も変化し コルリ・クロジ・キビタキ 等々との出会いも多くなる
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尾瀬ヶ原では湿原の主 ホオアカ や ノビタキ を探すのが一つの楽しみ
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こちらは尾瀬ヶ原の一角で営巣していると思われる ジョウビタキ も毎年この時期見られる
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上空では ハリオアマツバメ や ヒバリ が顔を見せる
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燧ケ岳や至仏山に足を延ばすとハイマツ帯で姿を見せるのが
アマツバメ・カヤクグリ・ホシガラス・イワヒバリ(尾瀬での写真は残念ながらなし) 等
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< そして春から夏へ(7月~8月) ニッコウキスゲが咲く頃は幼鳥との出会いの季節 >
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幼鳥を見分けるのは苦手だが写真を順に見ていく度にそのかわいい姿についにっこりする自分がいる
かわいいその姿や表情を見てあげてください

ここではニュウナイスズメ・ハクセキレイ・イワツバメ・ハシブトガラス・ルリビタキ・エナガ・オオルリ・アカゲラ・オオアカゲラ・アカハラ・カッコウ・ホトトギス・ヒガラ(?)・シジューカラ・サメビタキ(?)・モズ
等と思われる幼鳥達も顔を見せる
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更には ウグイスの親子 ・ ウソも親子で かわいい表情を見せている
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湿原でも雛がかわいい
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尾瀬沼でも カイツブリ や マガモの親子 が顔を見せる
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この頃よく見られる ミサゴ の漁 水面にダイビングするのは一瞬の出来事
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< 秋(9~10月) 草紅葉の頃 野鳥も秋の気配いっぱい 
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湿原もだんだんと草紅葉が進むと ノビタキやホオアカ 等もなぜか のんびり見えるから不思議
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マヒワ ・キジバト・イカル・トラツグミ も顔を見せる
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カワガラス は冷たい水の中に繰り返し飛び込む姿は相変わらず
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沼では カイツブリ の動きも時に慌ただしく
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尾瀬沼にも秋の装い
マガモ親子も秋の紅葉に染まる
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ヒドリガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・オオバン・バン 等々
移動の途中立ち寄る水鳥も尾瀬沼で一休み
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ダイサギ も立ち寄り アオサギ と鉢合わせ
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カルガモ も草紅葉に映える
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こちらでは木道を マガモ も歩いて尾瀬ならではの風情を演出
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ウソ や メボソムシクイ も紅葉に染まる季節
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子育てを終え家族(?)で山を下ってくる カケス や ホシガラス を湿原の近くで見かけるのもこの時期
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秋は渡りや移動の季節
サシバ や ハチクマ も渡りの途中時々姿を見せる
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ノスリ  もどこかに移動していくのかも トビもノスリを時々追いかけている
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そしてこの時期の楽しみが移動の途中たちよる アトリ の集団  
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これまで春の雪解けから秋まで通しての野鳥の姿を見てきました

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一方尾瀬ではこんな珍客との出会いもありそれはそれは感動です

さてこちらの子達は誰でしょう?

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(答え)上から コウノトリ(きっと?) 不明(もしかしてヨタカかな?) コウライウグイス(では?)

私の歩いてきた尾瀬の主な探鳥ポイント

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これは以前(2015年10月14日ブログ)にご提示したものと同じです
この中で何回も歩きブログに登場した私の代表的な鳥見コースは①と②になります

① 尾瀬沼畔及び長蔵小屋周辺での探鳥 --- 例えば2015.6.18.(コマドリ) 等々
② 尾瀬沼から尾瀬ヶ原間の尾瀬縦断コース --- 例えば2015.7.14.(ジョウビタキ) 等々

この他にもこの7年間のブログを遡ってご覧いただけます
その時々の野鳥の姿をお楽しみいただけるかと思います

地図の下方には縦断コースの標高差イメージを表しました
その環境変化から野鳥の棲み分けをイメージ頂き“尾瀬を探鳥で歩かれる時の一つのご参考になれば幸いです

この纏めの最後に <野鳥以外での嬉しいこんな出会い> 

それがこちら オコジョ と ハッチョウトンボ
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尾瀬では本当に色々な出会いがありました
その中でも オコジョ との出会いは 思い出もひとしおです

また ハッチョウトンボ は日本で見られるもっとも小さい種で10円玉位の大きさで兎に角かわいい
尾瀬ヶ原を歩く時の楽しみの一つです

11月になると雪が積もるようになり山小屋も冬仕舞いをして従業員も尾瀬を後にします
雪深い尾瀬にも冬鳥のかわいい姿はあると思いますが果たして・・・・・
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次の春の雪解けの頃また再び多くの人々が
そしてまた山小屋で働く我々も尾瀬を楽しみにやって来ることでしょう

2011年から2017年の7年間の “尾瀬沼 野鳥便り” をご訪問下さり有難うございます
今回でこの7年間の “尾瀬沼 野鳥便り” の一区切りとなります
“尾瀬沼 野鳥便り” が少しでも尾瀬を歩く時の何かのご参考になれば大変うれしく思います
                                       <2017年9月 写真・文 関憲
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