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写真で綴る“尾瀬の野鳥”7年間の記録(2017年6月) [尾瀬沼より]

2011年から2017年の<7年間の“尾瀬沼 野鳥便り”>を写真で振り返ります
写真の多くはこれまでの7年間で “尾瀬沼 野鳥便り ”に掲載されご覧いただいたものです

尾瀬を歩いていて偶然に撮れた野鳥の写真ばかりですが写真集の様にまとめて見ました
野鳥達の中には尾瀬を歩いているとよく出会う種もあれば 偶然にもその時に出会えた野鳥もあります

また雪深い尾瀬の冬の野鳥達や 渡りの時期に時々見られるシギチ類は載せていません
更に イワヒバリ、ヤマドリ・イスカ・エゾビタキ・ヤマガラ・アオゲラ・コムクドリ・ジューイチ・フクロウ 等々 尾瀬でも見られているものの写真に撮れていない野鳥達は載せていません

アルバムのようにパラパラめくって頂き その時々の尾瀬の野鳥のかわいい姿や行動や表情 を見てあげて下さい

春(5月) ミズバショウも花開く 雪解けが待ち遠しい季節 >

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長蔵小屋の周辺でも誰もが知っている イワツバメ や モズ・ニュウナイスズメ・ノジコ・アオジ 等が見られる
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湿原の雪解けの後を アカハラ が歩いている
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尾瀬沼では マガモ・キンクロハジロ・オシドリ 等々との出会いもある
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近くの森では ウソ・マヒワ・カワラヒワ・キクイタダキ 等が顔を見せることがある
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< 春~夏(6月~7月) 野鳥の声で目覚める朝 ワタスゲも眩しく >
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近くの森からは カッコウ・ホトトギス・ツツドリ・コマドリ 等も美声を聞かせる
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小屋の周辺でも セキレイ の仲間が
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尾瀬ヶ原でも尾瀬沼の長蔵小屋の近くの湿原でも オオジシギ が 朝夕に独特の声を聴かせている
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この時期 モズ の求愛も見られる尾瀬
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近くの森に一歩入ると
ミソサザイ・メボソムシクイ・ルリビタキ・コガラ・ヒガラ・サメビタキの仲間・ゴジュウカラ・キバシリ・コゲラ 等とも出会う
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そしてこちらは オオアカゲラ や アカゲラ
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尾瀬沼でも カイツブリ・マガモ・ミサゴ・アオサギ・カワウ 等がよく姿を現す
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そしてこちら ハリオアマツバメ  も時々尾瀬沼上空に姿を見せ驚かせる
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こちら オオルリ も年により多少はあるが尾瀬でもよく見られている
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白砂峠を尾瀬ヶ原に下って行くと針葉樹林帯からブナ等の落葉広葉樹林帯に環境も変わる
見られる野鳥達も変化し コルリ・クロジ・キビタキ 等々との出会いも多くなる
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尾瀬ヶ原では湿原の主 ホオアカ や ノビタキ を探すのが一つの楽しみ
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こちらは尾瀬ヶ原の一角で営巣していると思われる ジョウビタキ も毎年この時期見られる
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上空では ハリオアマツバメ や ヒバリ が顔を見せる
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燧ケ岳や至仏山に足を延ばすとハイマツ帯で姿を見せるのが
アマツバメ・カヤクグリ・ホシガラス・イワヒバリ(尾瀬での写真は残念ながらなし) 等
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< そして春から夏へ(7月~8月) ニッコウキスゲが咲く頃は幼鳥との出会いの季節 >
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幼鳥を見分けるのは苦手だが写真を順に見ていく度にそのかわいい姿についにっこりする自分がいる
かわいいその姿や表情を見てあげてください

ここではニュウナイスズメ・ハクセキレイ・イワツバメ・ハシブトガラス・ルリビタキ・エナガ・オオルリ・アカゲラ・オオアカゲラ・アカハラ・カッコウ・ホトトギス・ヒガラ(?)・シジューカラ・サメビタキ(?)・モズ
等と思われる幼鳥達も顔を見せる
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更には ウグイスの親子 ・ ウソも親子で かわいい表情を見せている
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湿原でも雛がかわいい
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尾瀬沼でも カイツブリ や マガモの親子 が顔を見せる
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この頃よく見られる ミサゴ の漁 水面にダイビングするのは一瞬の出来事
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< 秋(9~10月) 草紅葉の頃 野鳥も秋の気配いっぱい 
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湿原もだんだんと草紅葉が進むと ノビタキやホオアカ 等もなぜか のんびり見えるから不思議
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マヒワ ・キジバト・イカル・トラツグミ も顔を見せる
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カワガラス は冷たい水の中に繰り返し飛び込む姿は相変わらず
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沼では カイツブリ の動きも時に慌ただしく
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尾瀬沼にも秋の装い
マガモ親子も秋の紅葉に染まる
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ヒドリガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・オオバン・バン 等々
移動の途中立ち寄る水鳥も尾瀬沼で一休み
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ダイサギ も立ち寄り アオサギ と鉢合わせ
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カルガモ も草紅葉に映える
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こちらでは木道を マガモ も歩いて尾瀬ならではの風情を演出
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ウソ や メボソムシクイ も紅葉に染まる季節
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子育てを終え家族(?)で山を下ってくる カケス や ホシガラス を湿原の近くで見かけるのもこの時期
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秋は渡りや移動の季節
サシバ や ハチクマ も渡りの途中時々姿を見せる
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ノスリ  もどこかに移動していくのかも トビもノスリを時々追いかけている
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そしてこの時期の楽しみが移動の途中たちよる アトリ の集団  
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これまで春の雪解けから秋まで通しての野鳥の姿を見てきました

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一方尾瀬ではこんな珍客との出会いもありそれはそれは感動です

さてこちらの子達は誰でしょう?

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(答え)上から コウノトリ(きっと?) 不明(もしかしてヨタカかな?) コウライウグイス(では?)

私の歩いてきた尾瀬の主な探鳥ポイント

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これは以前(2015年10月14日ブログ)にご提示したものと同じです
この中で何回も歩きブログに登場した私の代表的な鳥見コースは①と②になります

① 尾瀬沼畔及び長蔵小屋周辺での探鳥 --- 例えば2015.6.18.(コマドリ) 等々
② 尾瀬沼から尾瀬ヶ原間の尾瀬縦断コース --- 例えば2015.7.14.(ジョウビタキ) 等々

この他にもこの7年間のブログを遡ってご覧いただけます
その時々の野鳥の姿をお楽しみいただけるかと思います

地図の下方には縦断コースの標高差イメージを表しました
その環境変化から野鳥の棲み分けをイメージ頂き“尾瀬を探鳥で歩かれる時の一つのご参考になれば幸いです

この纏めの最後に <野鳥以外での嬉しいこんな出会い> 

それがこちら オコジョ と ハッチョウトンボ
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尾瀬では本当に色々な出会いがありました
その中でも オコジョ との出会いは 思い出もひとしおです

また ハッチョウトンボ は日本で見られるもっとも小さい種で10円玉位の大きさで兎に角かわいい
尾瀬ヶ原を歩く時の楽しみの一つです

11月になると雪が積もるようになり山小屋も冬仕舞いをして従業員も尾瀬を後にします
雪深い尾瀬にも冬鳥のかわいい姿はあると思いますが果たして・・・・・
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次の春の雪解けの頃また再び多くの人々が
そしてまた山小屋で働く我々も尾瀬を楽しみにやって来ることでしょう

2011年から2017年の7年間の “尾瀬沼 野鳥便り” をご訪問下さり有難うございます
今回でこの7年間の “尾瀬沼 野鳥便り” の一区切りとなります
“尾瀬沼 野鳥便り” が少しでも尾瀬を歩く時の何かのご参考になれば大変うれしく思います
                                       <2017年9月 写真・文 関憲
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ホオアカが湿原で歌えばホトトギスが梢で歌う湿原の朝(2017.7.21.) [尾瀬沼より]

尾瀬沼畔の朝を演出するカッコウ
長蔵小屋の周りではそのカッコウと競うようにホトトギスがよく歌っている

朝食後その声に惹かれて湿原に出て見ることに
するとその姿がようやく目の前に

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ペアと思われる二羽が次々に湿原横のトウヒの梢にその姿を見せてくれた

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山小屋の周りの湿原の様子はどんどん移り変わっています
そんな湿原に朝に夕に散策に出るのが山小屋を訪れた人々の楽しみの一つです

さわやかな高原の湿原で綺麗に歌い上げているのがこちら

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頬を赤く染めて見えるその名もホオアカの美声です

ようやく見頃を迎えつつあるニッコウキスゲの美しさにホオアカの声が沁み渡る感じです

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ニッコウキスゲの黄色 ワタスゲの白

その奥にはカキツバタとヒオウギアヤメ群落の紫 等々

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色とりどりの花・野鳥達の声・そして高原の爽やかな空気に見送られて
人々は次の目的地を目指していきます

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カッコウが似合う尾瀬沼畔の朝(2017.6.17.) [尾瀬沼より]

“尾瀬沼 野鳥便り”は一年ぶりの更新です
私は体調を崩して久し振りの尾瀬入りでしたがビックリしたことが2つあります

それをご紹介する前に
いつもの事ながら野鳥の声で目覚める尾瀬沼畔の朝はうれしいですね
カッコウ カッコウ と爽やかな声が響き渡る朝

朝食前に玄関を出て見ると遠くの木の上で鳴くカッコウがうっすら見える
左の写真の通り朝霧に霞む木の枝に溶け込んでいて確かにわかりにくい

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朝食を済ませてもう一度同じ木の上を見ると今度は右の写真の通りはっきりとカッコウの姿

暫くすると別の所に移動して再びカッコウ カッコウと美声を響かせる

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やはり尾瀬沼にはカッコウが似合う

時々 「カッコウの声は良く聞こえるが姿が見えない」 と聞かれる事があります
が、声のする方の木の天辺に見える事が多いので尾瀬では比較的よく目にする野鳥の一種です
但しカッコウの姿を探すときは必ず立ち止ってお願いします
でないと歩いていて木道を踏み外すとそれこそ大変!!

前回のブログは昨年の6月になりますがそこではオオジシギの姿がありました
今朝はその姿は見えませんでしたが鳴き声は朝に晩に良く聞こえてきます

今回の上山でビックリしたその一つは
今年は雪解けが例年より遅く花や野鳥も2週間位いつもより遅いように思う

こちらは残雪の燧ケ岳をバックに今見頃の水芭蕉

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ミネザクラやチシマザクラも今が見頃を迎えています

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ダケカンバも一斉に芽吹き新緑が尾瀬沼周辺のさわやかさを演出しています

間もなくワタスゲやニッコウキスゲ等の花々が次々に湿原に広がる季節になりますが今から楽しみ

今回尾瀬沼に着いてもう一つビックリした事はこちらです

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尾瀬沼ビジターセンターの立て替え工事と言うことで長蔵小屋の玄関前の林が無くなっていました
その変り様にビックリしたのは私だけでしょうか?

林を飛び交っていた野鳥達の楽園が一つ失われた感じで野鳥ファーストの私には大変なショック

その林ではウグイスの声が頻繁に聞こえていたがそのウグイスの子育ては今度はどこで?
色々な野鳥が林の周りに姿を見せていたが今はどこへ??
時に野兎も林を出入りしていた姿が頭をよぎり寂しい限りです

新しい建物が出来るその暁にはその周りに木々が育ち再び野鳥達も楽しめる緑が蘇ることを期待して止みません

私には昔からあちこちで次の様な標語の呼びかけを目にしたのが思い出されました

     〇〇の自然を皆の手で守ろう!!
     草木や花などは絶対に折らないでね!!
     とって良いのは写真だけ!!
     ゴミは持ち帰りましょう!!
     また来る日の為に。次に来る友の為に!!
 
“尾瀬沼 野鳥便り” は今後も尾瀬に入りました時々にお伝えできればと思います
尾瀬沼畔の長蔵小屋の手伝いをしながら探鳥を楽しんでいますので機会ございましたらお立ち寄りください

前々回のブログで <”尾瀬沼 野鳥便り” の5年間を振り返る> を合わせてご覧いただけます
尾瀬を探鳥で歩かれる時のお役に少しでもなれば幸いです
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オオジシギが盛んに舞う尾瀬沼畔(2016.6.10) [尾瀬沼より]

2016年最初のブログ更新です
ダケカンバの新緑も眩しい尾瀬沼東岸の周辺での野鳥様子です

この時期の楽しみの一つはオオジシギ
朝夕の食事の前後に山小屋周辺の湿原へ出て見る
“ジュビ シュバ ズュバ”と何とも不思議な鳴き声が聞こえてきます

朝食の後上空を駆け抜けるその正体に迫りますが、動きが早いのでなかなかカメラが追い付かない
まぐれに撮れたその姿がこちら

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暫くの間滑空した後 “ゴゴゴゴー”と羽音を響かせて上空より湿原に急降下
口を空けて深呼吸を繰り返しているようなその表情

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夕食後日もすっかり落ちた湿原に出る
“シュビ ズビー シュバー”と右から左からその音は移動するかのように聞こえる

そして “ゴゴゴゴゴゴー ヒュー”とまるでオオジシギの音楽会の様に不思議で楽しい一時が毎夜繰り返されています
近いうちに神奈川の地元から探鳥の仲間が見えるその時までこの音楽会が続いてくれますように!!

尾瀬沼畔では日はまだ明けない内から“トッキョキョカキョク”とホトトギスの声に目が覚める
周りが明るくなる頃窓を開けるとウグイスやアカハラの声が響く

玄関から出るとイワツバメが上空を舞い近く高木の天辺ではカッコウが声を張り上げている

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朝食のあと山小屋の近くを散策するのも野鳥好きにはたまらない一時となる
別館裏の森や尾瀬沼の北岸の森に一歩入ると透き通る色々な野鳥の囀りが聞こえてくる
ヒガラ・キクイタダキ・メボソムシクイ・ルリビタキに加えエゾムシクイ・ツツドリ等々の声等々

ウグイスもあちこちで美声をひびかせている

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高木の上ではアカハラが遠くまで響く名調子を聞かせる

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そしてこちらはうっとりするほどの美声を響かせているキビタキ

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ミソサザイの声も森の新緑に響かせる
モズもあちこちで“ギチギチギチ”と忙しい

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今年の私のテーマのひとつはチゴモズとの出会いだがモズの声がする度にカメラをつい向けてしまう

尾瀬沼北岸を歩く時、何回も足を止め尾瀬沼の眺めに心も癒される
この時期カイツブリやマガモの親子連れを目にすることがある
この日はマガモのメスが2羽の雛をつれていた

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マガモのオスは子育てには我関せずでオス同士でたむろしている

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尾瀬沼の上空にも気が抜けない
ミサゴが旋回して水面に飛び込むのを目にすることもあるからだ

昨年同様オオルリとの出会いは多いように思う
オオルリハはこの時期高木の頂きで美声を張り上げている

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今年は積雪量が少なく雪解けも早く水芭蕉も既に見頃を過ぎていますが、次々に高山植物が目を楽しませています
ムラサキヤシオツツジも綺麗な花をつけ緑に映えるこの頃

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大江湿原の周りを取り囲むようにシカの食害防止ネットも昨年同様設置された

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大江湿原では7月にはきれいに咲き揃うニッコウキスゲ群落がみられるのを多くの人が楽しみにしています

多くの野鳥で賑わい沢山の高山植物が楽しみな尾瀬沼畔の今です
年々双眼鏡片手にされ尾瀬を歩かれている方も増えているように思います
尾瀬沼周辺の野鳥観察ポイントも折に触れご紹介いたしますので尾瀬沼畔の長蔵小屋で声を掛けてみてください

“尾瀬沼 野鳥便り”も今年で6年目になります
これからも機会ある毎にその時々の尾瀬の野鳥の様子をお伝えしていければと思います

前回の<2015年10月14日>のブログ <“尾瀬沼 野鳥便り”の5年を振り返る>を合わせてご覧ください
そこでもご紹介していますが尾瀬に入られる時と同じ頃のタイミングのブログを開いてみて頂き
その時々の尾瀬の野鳥の様子がご参考になれば幸いです
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尾瀬の野鳥 <“尾瀬沼 野鳥便り”の5年を振り返る>(2015.10.14.) [尾瀬沼より]

10月も体育の日を過ぎると尾瀬沼の朝は氷点下になる事もあります
この日は燧ケ岳でも初冠雪となりました

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ストーブも恋しくなり煙突掃除も山小屋では欠かせません

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そして山小屋では冬支度がはじまります
こちらは雪に備えて冬囲いをする元長蔵小屋の様子です

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この時期になると例年アトリが姿を見せるようになりますが今年は例年より遅い感じ

アトリが見られるこの時期になると私は仲間より一足先に下山となります

そして “尾瀬沼 野鳥便り”も2011年にスタートして丸5年
この機会にこの5年間をまとめる形で振り返って見たいと思います

こちらがこの5年間の私の “尾瀬の鳥見コース” をイメージ図にしたものです

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この中で 何回も歩きブログにも登場した代表的な鳥見コースは ①と② になります

それは
① 尾瀬沼畔及び長蔵小屋周辺での探鳥-----長蔵小屋周辺で最も多く登場する事に
② 尾瀬沼から尾瀬ヶ原間の尾瀬の縦断のコース-----標高差約300mとなり環境にも変化があるコース

地図の下方には縦断コースの標高差イメージを表しました
その環境変化から野鳥の棲み分けをイメージ頂き“尾瀬の探鳥”をされる時の参考にして頂ければ幸いです

その①と②のコース別にブログに登場したタイミングとその時々の代表野鳥を一部をリストアップしてみます
ご関心のあるブログを開いてご覧いただければと思います

①尾瀬沼畔及び長蔵小屋周辺での探鳥ブログからその一部のご紹介します(最近のものより遡る順です)
2015.8.13(ダイサギ)、2015.8.10(コウノトリ)、2015.6.20(ホトトギス)、2015.6.18(コマドリ)
2015.6.16(ミソサザイ)、2015.6.12(キビタキ)、2014.6.5(キクイタダキ)、2014.5.30(カッコウ)
2013.10.1(ヒドリガモ)、2013.8.27.(ウソ)、2013.8.26(ゴジュウカラ)、2013.8.21(カイツブリ)
2013.8.13(ウソ)、2013.8.5(ミサゴの漁)、2013.7.30(ホトトギス)、2013.6.8(ハリオアマツバメ)
2013.7.28(ツツドリ)、2013.5.29(イワツバメ)、2013.5.26(アカハラ)、2012.9.1(ウグイス)
2012.8.12(マヒワ)、2012.7.22.(ニューナイスズメ)、2012.6.10(ハチクマ)、2012.6.9(メボソムシクイ)
2011.10.15(アトリ)、2011.10.10(エナガ)、2011.9.25(マガモ)、2011.9.10(ウソ)
2011.9.7(ウグイス)、2011.8.13(オオアカゲラ)、2011.7.14(ホシガラス)、2011.6.29(カワラヒワ)
2011.6.13(コマドリ)、2011.6.4(ミソサザイ)、2011.6.1(モズ)、2011.5.28(アカハラ)

これらの中から私の大好きな野鳥 “コマドリ” 写真を2枚抜き出してみました

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②尾瀬沼~見晴十字路~尾瀬ヶ原探鳥のブログからその一部をご紹介します
   2015.7.14(ジョウビタキ)、2015.6.27(コマドリ)、2013.6.18(オオルリ)、2014.6.1(ホオアカ)、
   2013.10.7(ホシガラス)、2013.7.18(クロジ)、2013.7.3(アカゲラ)、2012.9.9(ハチクマ)
   2012.7.5(カヤクグリ)、2012.6.20(オオジシギ)、2011.6.14(コルリ)
  
こちらの中からの一枚は広々した尾瀬ヶ原を独り占めしている感じの“オオジシギ”です

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2年前にもそれまでの“尾瀬沼 野鳥便り”3年間のまとめ編を4回に分けて載せていますので併せてご覧下さい
2013.10.10. “尾瀬沼 野鳥便り”の3年を振り返る・序
2013.11.01. 尾瀬縦断で見える野鳥の棲み分け “尾瀬沼 野鳥便り” 振り返り編 ①
2013.11.22. 野鳥の繁殖も盛んな尾瀬 “尾瀬沼 野鳥便り” 振り返り編 ②
2013.12.10. 季節感を伝える野鳥達 “尾瀬沼 野鳥便り” 振り返り編 ③

ここで以前にもご紹介しましたが、私が大変気に入っている聞きなしを振り返って見ます
それは尾瀬を実際に歩いている時に思いついた私流の2つの聞きなしです

“これから これから これから” と “もうちょっとだ~”の2つです
初めのは “メボソムシクイ” で2番目は “ルリビタキ”

尾瀬の樹林帯を歩くときは道すがらその声と姿を比較的多く楽しませてくれる野鳥です
亜高山帯を歩かれるときには思い出してみてご一笑頂ければ光栄です

最後にこれまでのブログにも登場した写真より私の特に印象の強い写真2枚
いずれも長蔵小屋裏手のビューポイント付近からのカットです

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以上 “尾瀬沼 野鳥便り” の5年をまとめる意味で振り返りました

私はこれからも可能な限り尾瀬探鳥を楽しみにしています
私がこれまでも出会えていない尾瀬の野鳥と出会いの機会はまだまだ多いと思います
そして新たな発見がある度に野鳥を通して尾瀬の魅力をお届けできればと思います

これまでの5年間にわたり “尾瀬沼 野鳥便り” にお立ち寄り頂きありがとうございました
またこれからも宜しくお願い致します。

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尾瀬沼で羽を休める渡り途中のカモ達(2015.10.02) [尾瀬沼より]

季節の変化は早く尾瀬も今が草紅葉の真っ盛り
この時期の野鳥達の往来もすっかり秋を告げています

こちらは部屋の窓越しに見える今日の大江湿原の様子です

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その大江湿原に出て見ると草紅葉の中を飛び回っているのはノビタキでしょうか
毎年この時期に見せる長閑な湿原の風情です

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尾瀬沼には北国からのカモ達が今年もやって来て羽を休めています

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ヒドリガモやホシハジロ等々
例年より一週間近く早く姿を見せているように思います
その数も日増しに増えて行きます

その尾瀬沼で8月8日に姿を見せたコウノトリ(2015.8.10ブログ)は2日間尾瀬沼に留まった後は仙台方面へ移動した事がその後わかりました
このコウノトリは千葉県の野田市で放鳥された3羽の内の1羽だったようです
あちこち旅をして再び尾瀬沼に立ち寄る日のことを期待しています

コウノトリに続いて8月中旬に訪れたダイサギ2羽は今も尾瀬沼畔で優雅な姿を見せていています
かなり遠くからのショットですが中央部の木の上に白い2羽の姿が見えますでしょうか?

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この時期になると毎年気になるのがアトリの集団の一時滞在です

4年前(2011年10月15日ブログ)の大集団とまではいかなくても例年数多くのアトリが我々を楽しませてくれています
が、果たして今年は? 期待は膨らむばかりです

こちらは今の尾瀬沼畔です
この日の夕方と翌日3日の朝のビューポイントからのパノラマ写真を撮ってみました
今の尾瀬沼の雰囲気がお伝えできているでしょうか(?) と思いまして!!

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アトリの集団が見られる頃になると私も下山の時期を迎えます

“尾瀬沼 野鳥便り”も今年で丸5年になりますが
下山の前に“尾瀬沼 野鳥便り”の5年を振り返り そのまとめ編を次回にお届けしたいと思います。

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ダイサギも渡りの途中尾瀬沼に立ち寄り(2015.8.12.) [尾瀬沼より]

前回はコウノトリの尾瀬沼へ5日間の一時立ち寄り?
とお伝えしましたが
今度も大型のサギの仲間が尾瀬沼にお目見え

尾瀬沼に10羽以上もいるアオサギとほぼ同じ大きさでダイサギの仲間の様です

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そのアオサギが自分の縄張りを珍客にとられまいと何回も襲いかかる

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そしてアオサギは近くの高木の上に陣取りダイサギを見張ります

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こちらはダイサギが来て3日目の様子ですが既に仲良し(?)

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秋の空気が感じられるようになり野鳥の移動も目につくようになっています

暫くは長蔵小屋の周辺を歩いたり上空を見上げたりして、渡りの野鳥に気が抜けません

この時期の尾瀬沼で目にする水鳥たちはマガモやカイツブリの親子達
こちらはマガモの兄弟たち

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そしてこちらはカイツブリ
餌をとる為に潜水した親を探す雛たち

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その親が水面に浮上すると親を目がけて一斉に駆け寄り餌を欲しがる雛たち

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毎日どこからか通ってきてお決まりの場所に陣取っているこちらはカワウの一団

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野鳥達がそれぞれに戯れる尾瀬沼周辺の湿原では秋の花々が目を楽ませてくれています

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尾瀬沼に立ち寄ったのはコウノトリ? どこから来て次はどこへ?(2015.8.8) [尾瀬沼より]

午後の昼下がり野鳥仲間からの情報が耳に飛び込んできた
見慣れない野鳥が湿原に・・・・

カメラを片手に飛び出すと
尾瀬沼の対岸の湿原に、かなり遠いが確かにその珍客の姿があった

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どうやらコウノトリでは? 
そのコウノトリを威嚇するようにアオサギも時々近寄って来るが動じる様子はない

コウノトリの立ち寄りが日本でも時々確認されていると言うので今回尾瀬沼にも立ち寄ってくれたのかもしれない?

翌日の朝、対岸の浅湖湿原に足を伸ばしてもう少し近くから観察することに

餌となるカエル等を狙ってか抜き足差し足で動き回る

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その餌をぱくっと一瞬で飲み込んだ

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そして嘴で身の周りを丹念にお清め

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足には調査のマーキングがあるので尾瀬への足跡が分かるかも?

こちらは羽を少し広げて伸びをする姿

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羽を広げて羽ばたく姿は畳一畳ほどになると言うからさすがに存在感はある

次の日の朝にはその姿は見えない
多分今回の尾瀬沼での滞在はほぼ5日前後

今頃は果たしてどの辺りに降り立ったのだろうか!?
湿原の空気感もこのところ変わってきて秋はもうすぐ
野鳥の渡りのシーズン到来で尾瀬沼でも暫く渡りの野鳥が楽しめそうです

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秋の気配がじわりと忍び寄る尾瀬沼(2015.8.2) [尾瀬沼より]

この夏は特別なのか暑い日が続き地元の横浜はこの日も朝から25℃を越えていた
浅草について電車に飛び乗ると, そこはエアコンも程よく効いていてほっとする
会津高原尾瀬口でバスに乗り換えて終点の沼山峠へ
そこは標高約1700mの爽やかな高原、日差しは暑いが空気は既に秋の気配
野鳥の声を楽しみながらいつもの様に沼山峠の森の中を散歩気分で進む

7月後半から8月に入ると野鳥の囀りはそれまでとは様子が少し変わる
この辺りではヒガラ・コガラの幼鳥も含めた集団に出会うことが多い
双眼鏡でその集団を見ていると中には、キバシリやゴジュウカラなどが目につくことがある

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カッコウ・ホトトギス・メボソムシクイ・コマドリ・ウグイス等の声も聞こえて来る
この日はルリビタキのさえずりが圧倒的に多く それがまた秋の気配を強くしている感がする

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またこの頃になると カケスが親子で姿を見せたりホシガラスの声も耳にすることが多くなるように思う

野鳥の声や姿を楽しみながら歩くこと約1時間、大江湿原が突然広がる
湿原を通り抜ける爽やかな空気が何とも言いようがなく気持ちが良い

湿原ではコバノギボウシ・コオニユリ・ワレモコウ等々、花々が秋の気配を一層感じさせる

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尾瀬沼畔ではヤナギランが咲き出していた
秋はもうすぐそこにきている
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ジョウビタキの囀りに聞き入る尾瀬ヶ原の朝(2015.7.13) [尾瀬沼より]

この日は大阪より尾瀬を訪れてくれた友人達と共に尾瀬ヶ原に出かけ一泊することに
そしてもう一つの期待はジョウビタキの囀りと元気な姿との再会です

そのジョウビタキはこの日も木の上で美声を聞かせてくれていたのです

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2週間前(2015.6.27.)にもその声と姿はたっぷり堪能させてもらったが今日も元気そのもの
普段は野鳥に特別な関心の無い方も ジョウビタキは冬のシーズンに家の周りで一度は目にしている野鳥

夏の繁殖期には遠く北の国に渡るジョウビタキ
だがここ尾瀬でもこの時期その姿を見せ綺麗な声を聞かせてくれているのには感動ひとしおです

次の日の朝、友人達に別れを告げた後 ジョウビタキの姿にもう一度対面して尾瀬沼に戻る私でした
そして尾瀬沼への峠にはいる
朝靄の中木道を少し進むとそこはもう朝日の差し込むブナの森がなんとも気持ちがよい

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アカゲラのドラミングが響き、ウグイス・コルリ・ホトトギス等々野鳥の声も森にこだまする
そして美声の持ち主のキビタキはこの時もお目見え、その姿は何回見てもうっとりします

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緑に囲まれた山道を登る足取りも多くの野鳥の声に後押しされて軽くなります

話は前日にさかのぼりますが
木道の途中で休まれていた80歳を過ぎとおっしゃっていたご婦人に合流
一緒に尾瀬ヶ原まで下っていった
関西方面から来られたそのご婦人は尾瀬沼に一泊されて燧ケ岳に登って来られた
その足取りはとても80歳代には見えない健脚振りに敬服

野鳥にも興味を持たれている方で 野鳥の話も盛り上がっての山歩き
今朝登られた燧ケ岳で出会ったというイワヒバリの幼鳥のお話も伺いながら

そして“尾瀬沼 野鳥便り”も楽しみにチェックされていて 幼鳥のお話は特に面白かったと伺い嬉しさも倍増
なんとも楽しい尾瀬歩きの一時を与えて下さったお姉さん(私よりもちょっと人生の先輩の)と
大阪より訪ねてくれた友人達に感謝です

そして美声を今回も聞かせてくれたジョウビタキにも感謝の2日間でした

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