野鳥の繁殖も盛んな尾瀬“尾瀬沼 野鳥便り”の3年を振り返る②(2013.11.22.) [尾瀬沼より]
春の訪れとともにイワツバメ始め多くの野鳥が尾瀬の山を上がって来る。
そして6~8月には野鳥の親子や幼鳥をあちこちで見聞きするようになる。
その中から写真に写す事ができたいくつかの野鳥の親子や幼鳥をまとめてみたい。
先ずは尾瀬沼で良く見る水鳥の親子のマガモとカイツブリ
マガモ
7~8月には何家族ものマガモの親子が尾瀬沼の水深の浅い水草のある水辺に見るようになる。
大体は4羽から7羽の雛を伴ってメスのマガモが一団をリードしているようだ。こちらは9羽も。
オスのマガモが雛と一緒に居るところはまだ一度もお目に掛かったことはない。
が、オスが2~3羽でまとまってぶらぶらしている場面は時々見受ける。
カイツブリ
カイツブリの親子も尾瀬沼畔でよく見受ける。
雛と親が一羽ずつの親子の場合が殆どだが、雛が2羽だったり、一羽の雛に2羽で交代で給餌している場合もある。
水草の中の巣で卵を抱いている場面もあり6~7月頃には水草の辺りを注意して見るようにしている。
次は周辺の森を歩いた時の親子より
アカゲラ
燧ケ岳の登山道を歩いている時、聞きなれない“キ キ キ ・・・”と鳴きやまない声がした。
初めての経験なので暫く様子を見ていると、アカゲラが現れ 近くの木に止まり周りの様子を伺っている。
そして安全と見るや立ち枯れの木に移り徐々に下がっていくとそこには丸く削られた巣穴から顔を出す雛が待っていた。
給餌をして親(オス)が去ると別の親(メス)が餌を運んで来た。
オオアカゲラ
こちらはアカゲラの子育てに遭遇した翌年のこと。
この年はアカゲラの子育ては一か所での確認だったがオオアカゲラの子育ては2か所での確認となる。
オオアカゲラの親は餌をもって巣の近くに来ると雛に合図を送る感じに鳴き声を発する。
そしてすぐには巣穴には行かないで周りを警戒して暫くして雛のいる巣穴に近づいていく。
ウソ
ウソの鳴き声は“フィー フィー”とハーモニーのようになって聞こえてきてとてもさわやかで好きだ。
8月に入るとウソの雛も時々見かけるが時には親子で見かける事もある。
まだ緑色のナナカマドの実を頬張るウソ(親)に擦り寄ってきて雛は親におねだり。
ようやく親からの餌を受け取るときの雛の真ん丸にあけている目がとても印象的で生命力を感じる。
ウグイス
8月に入るとウグイスも地鳴きの“チャ チャ”と声を出しながら笹を揺らして移動していくのをよく見かける。
たまたま先回りしてカメラを笹の中に向けているとそこに5~6羽の雛を伴ったウグイスの家族が入ってきた。
雛たちは一塊で“ピーピー”お互い声を出しながら親の給餌を待っている様子。
親はすぐ近くの低木等に飛び上がって餌をとって雛に何回も運んでいた。
そして山小屋の周りでは
ニュウナイスズメ
山小屋の周りではニュウナイスズメの雛を見る事がある。こちらは巣立ったばかりの雛が親からの給餌を待っている。
親は少し離れた所で地面に下りて口いっぱいに雛に与える餌を頬張っていた。
イワツバメ
雪解けが始まると雪解け後から土やカラマツの葉を集めて次々とイワツバメの巣が山小屋の軒先に作られていく。
やがて雛に餌を運ぶ親と、口を一杯に伸ばして餌を受け取る様子があちこちで見られる。
巣立った雛も親達と一緒になってまた巣材を集めたり上空を飛び回っている。
イワツバメは尾瀬の山小屋の風物詩ともなっている。
ハクセキレイ
親が餌を運んでくると一目散に親に駆け寄る。
大きな口を目いっぱいにあけ餌を受け取る雛の姿はとても生命力にあふれている。
他にも手元にある幼鳥と思われるショットをくつかまとめてみます。
順番にサメビタキ・ルリビタキ・オオルリ・ホオアカ・モズ・アカハラ・カケス・ホトトギス・カッコウ・エナガ
の幼鳥と思われますが果たして??
この他に自分で確認できている尾瀬での幼鳥にはコガラ・ヒガラ・シジュウカラ・キクイタダキ・ノビタキ・クロジ・ハシブトガラスもありますがまだまだ多くの雛が尾瀬では巣立っていると思います。
とは言っても正直のところ幼鳥を見た時何の幼鳥かすぐに判断できない事も多く、また親なのか幼鳥なのかも判断できない事も多いのが実態。
その為もあって実際に尾瀬で繁殖している種が何種なのかは残念ですがまだ分からない。
コマドリやコルリなどの雛にも一度は出会って見たいのですが果たして?
来年以降もまだまだ色々な雛や幼鳥との出会いを楽しみにしている私です。
次回は“尾瀬沼野鳥便り”の3年を振り返る③ の最終回で“季節を伝える野鳥達の渡り”としてまとめます。
そして6~8月には野鳥の親子や幼鳥をあちこちで見聞きするようになる。
その中から写真に写す事ができたいくつかの野鳥の親子や幼鳥をまとめてみたい。
先ずは尾瀬沼で良く見る水鳥の親子のマガモとカイツブリ
マガモ
7~8月には何家族ものマガモの親子が尾瀬沼の水深の浅い水草のある水辺に見るようになる。
大体は4羽から7羽の雛を伴ってメスのマガモが一団をリードしているようだ。こちらは9羽も。
オスのマガモが雛と一緒に居るところはまだ一度もお目に掛かったことはない。
が、オスが2~3羽でまとまってぶらぶらしている場面は時々見受ける。
カイツブリ
カイツブリの親子も尾瀬沼畔でよく見受ける。
雛と親が一羽ずつの親子の場合が殆どだが、雛が2羽だったり、一羽の雛に2羽で交代で給餌している場合もある。
水草の中の巣で卵を抱いている場面もあり6~7月頃には水草の辺りを注意して見るようにしている。
次は周辺の森を歩いた時の親子より
アカゲラ
燧ケ岳の登山道を歩いている時、聞きなれない“キ キ キ ・・・”と鳴きやまない声がした。
初めての経験なので暫く様子を見ていると、アカゲラが現れ 近くの木に止まり周りの様子を伺っている。
そして安全と見るや立ち枯れの木に移り徐々に下がっていくとそこには丸く削られた巣穴から顔を出す雛が待っていた。
給餌をして親(オス)が去ると別の親(メス)が餌を運んで来た。
オオアカゲラ
こちらはアカゲラの子育てに遭遇した翌年のこと。
この年はアカゲラの子育ては一か所での確認だったがオオアカゲラの子育ては2か所での確認となる。
オオアカゲラの親は餌をもって巣の近くに来ると雛に合図を送る感じに鳴き声を発する。
そしてすぐには巣穴には行かないで周りを警戒して暫くして雛のいる巣穴に近づいていく。
ウソ
ウソの鳴き声は“フィー フィー”とハーモニーのようになって聞こえてきてとてもさわやかで好きだ。
8月に入るとウソの雛も時々見かけるが時には親子で見かける事もある。
まだ緑色のナナカマドの実を頬張るウソ(親)に擦り寄ってきて雛は親におねだり。
ようやく親からの餌を受け取るときの雛の真ん丸にあけている目がとても印象的で生命力を感じる。
ウグイス
8月に入るとウグイスも地鳴きの“チャ チャ”と声を出しながら笹を揺らして移動していくのをよく見かける。
たまたま先回りしてカメラを笹の中に向けているとそこに5~6羽の雛を伴ったウグイスの家族が入ってきた。
雛たちは一塊で“ピーピー”お互い声を出しながら親の給餌を待っている様子。
親はすぐ近くの低木等に飛び上がって餌をとって雛に何回も運んでいた。
そして山小屋の周りでは
ニュウナイスズメ
山小屋の周りではニュウナイスズメの雛を見る事がある。こちらは巣立ったばかりの雛が親からの給餌を待っている。
親は少し離れた所で地面に下りて口いっぱいに雛に与える餌を頬張っていた。
イワツバメ
雪解けが始まると雪解け後から土やカラマツの葉を集めて次々とイワツバメの巣が山小屋の軒先に作られていく。
やがて雛に餌を運ぶ親と、口を一杯に伸ばして餌を受け取る様子があちこちで見られる。
巣立った雛も親達と一緒になってまた巣材を集めたり上空を飛び回っている。
イワツバメは尾瀬の山小屋の風物詩ともなっている。
ハクセキレイ
親が餌を運んでくると一目散に親に駆け寄る。
大きな口を目いっぱいにあけ餌を受け取る雛の姿はとても生命力にあふれている。
他にも手元にある幼鳥と思われるショットをくつかまとめてみます。
順番にサメビタキ・ルリビタキ・オオルリ・ホオアカ・モズ・アカハラ・カケス・ホトトギス・カッコウ・エナガ
の幼鳥と思われますが果たして??
この他に自分で確認できている尾瀬での幼鳥にはコガラ・ヒガラ・シジュウカラ・キクイタダキ・ノビタキ・クロジ・ハシブトガラスもありますがまだまだ多くの雛が尾瀬では巣立っていると思います。
とは言っても正直のところ幼鳥を見た時何の幼鳥かすぐに判断できない事も多く、また親なのか幼鳥なのかも判断できない事も多いのが実態。
その為もあって実際に尾瀬で繁殖している種が何種なのかは残念ですがまだ分からない。
コマドリやコルリなどの雛にも一度は出会って見たいのですが果たして?
来年以降もまだまだ色々な雛や幼鳥との出会いを楽しみにしている私です。
次回は“尾瀬沼野鳥便り”の3年を振り返る③ の最終回で“季節を伝える野鳥達の渡り”としてまとめます。
2013-11-22 09:35
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